#170「もし普通の人がドラゴンボールの『かめはめ波』を撃てたら」
漫画と現実は違います。
そうです。その通りです。
でもですよ、それがどれだけ違うのかを認識しないことには、
漫画と現実の境界を上手いこと見定めることが出来ずに、
えらく手前に線を引っ張ったりしてしまったり、
踏み越えてはいけない線を越えてしまったりするんじゃないですか?
漫画的なものが本当にあったらそれはどんな感じかを考えて、
そこんとこ見極めていきたい。
漫画と現実は違います。
そうです。その通りです。
でもですよ、それがどれだけ違うのかを認識しないことには、
漫画と現実の境界を上手いこと見定めることが出来ずに、
えらく手前に線を引っ張ったりしてしまったり、
踏み越えてはいけない線を越えてしまったりするんじゃないですか?
漫画的なものが本当にあったらそれはどんな感じかを考えて、
そこんとこ見極めていきたい。
もう16年とか続いている交渉人漫画、
あの麻生太郎もご推薦の世界を股にかけた交渉人漫画。
我らが勇午の話をしようと思います。
大人の世界を垣間見るように見ていた中学生の頃、
僕は勇午みたいな大人になりたいと思っていました。
それがどうですか!今の僕はどうなんですか!
…勇午にはなれるんでしょうか?
細かい話とでっかい話は違うわけなのです。
ある集団に使えない人がまぎれていたとしても、
その集団自体が不必要かといえばそうではありません。
技術の進歩は素晴らしいです。
能力があれば一人でなんでも出来るようになります。
でも、何かが欠けている人たちが、それぞれの長所を持ち寄って、
それでスーパーマンより成果を出せることだってあるでしょう。
物語を楽しむ上で大切なものがあります。
それが先読み力ですよ。
作者が丁寧に伏線を張っても、
読者がそれに気づかなければ意味がありません。
あれ?もしかしてこうなるんじゃないのか?
そういう種が芽をふかせたときのワクワク感、
そういうのを100%楽しむための素養、
それが先読み力ですよ。
俺詳しいんですよ的な話になってくると、
詳しい人同士では話は通じても、
周りが全然ついてこないとかよくあります。
細かい話になってくると、
知ってるか知ってないかの確認になってしまってよくない、
なんてそういうことを思って気にしたりしてきたんですけど、
なんかそういうのめんどくさいとも思うので、
むしろ逆に「こんなん覚えてる?」みたいな話をしていきたい。
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